fc2ブログ

伝書鳩


昔、血統書付きの伝書鳩レースで上位入賞鳩の子鳩は高い値段でした、中学生の頃家の庭に鳩小屋を作って飼っていました鳩を飼うのが中学校で流行っていたのです、如何しても鳩が飼いたくて新聞配達とかをやりました、高価だったのです^^野生の鼬とか飼い猫が小屋に入ってしまい随分鼬に食べられたり猫に殺されたりしました、親鳩が殺されて小鳩に牛乳をスポイドで飲ませて大人まで育てたりしたものです、が最後は35羽まで増えて30分程電車に乗って多摩川まで行って離して急いで帰宅すると必ず鳩のほうが先に帰って来ていて可愛かったですよ、食事の時間前の空腹時に毎日飛ぶ事を訓練したものです小屋の外で大きな赤い旗を振っていると鳩は赤い色が嫌いなので飛び続けるのです30分程訓練飛行をさせてから旗を振るのを止めて笛を吹くと鳩は続々と小屋に戻ってきます、そこで餌をやるのです、餌は大麦、玉蜀黍、高粱、麻の実、塩分補給用の塩土等、日々訓練をして離す場所をどんどん遠くしていましたが、高校生に為る時に母親の命令で全部を伝書鳩屋さんにひきとってもらいました、その後鳩小屋は撤去しましたが何度も鳩が家に来て数時間過ごして何もしないで居ると餌を求めて新しい飼い主の小屋に戻って行って悲しい思いをしたものです、今でも伝書鳩マニアは沢山居るでしょう、嵌ると朝から晩まで鳩小屋に居続ける事になります
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%9D%E6%9B%B8%E9%B3%A9
http://www.nihon-denshobatokyokai.org/n_index.html
フォト
↑板をのこぎりで切って余った部分に色を塗り始めたら昔の記憶が止まらずにこの様な鳩の置物を作ってしまいました
------------------------------------------------------------------
家にヒマラヤ杉の大木が在ってクリスマス時にツリー用にその天辺をのこぎりで切り取り、その跡を板を1M*1M四方張ってその上に立ち上がって赤い旗を振り回して鳩に指示と交信を毎日していたのですがとても危険だったと今思い返していても怖かったです、其の時は上空の鳩以外は何も見えていなかった、ご近所のおばさんたちの評判は危険な坊やで最悪でした何時かあそこから落ちるのではないかと

フォト

『鳩狂い』^^
今考えても汗顔、恥ずかしい次第でした。

家の庭で鶏と家鴨(大きなひょうたん池も作った)を既に飼育していたので(中学生の身で)鳩を飼うのも鳩舎を作るのもそのノウハウは中学生の子供でもとても簡単でした、木材を買ってきて床を張って天井(屋根)を作って筋交いを入れて上にスレートを張って4面を金網で巻いて板で固定するだけで、後は蝶番を付けてドアを固定する、今考えても変な子供でしたね、ガキ大将だったのです。


関連記事
スポンサーサイト



Comments 0

Leave a reply

真っ赤な太陽
PREV
NEXT
藍ちゃん